ロングトーン練習というものをご存知でしょうか?
サックスを良い音で、安定して演奏したいですよね。初めたばかりの私には特に憧れます。
サックスは音が出やすい楽器と言われていますが、良い音を出すのはなかなか難しい。
そのため、良い音を安定してだすための必須の練習法になります。
基礎中の基礎!に位置付けられる練習なので、地味な練習ではありますが、
特に初心者はロングトーンを練習するとグッと上手くなるそうですよ。
良い音で吹きたい!という私と同じサックス初心者の方に向けて、ロングローンの方法とポイントをまとめておきますのでみてみてください。
4コマ
私の初めてのロングトーンはなんと2秒でした。
短いー!
吹いているうちにだんだんと口周りの筋肉がついて、ロングトーンも伸びてきますよ
ロングトーンって何?メリットは?効果は?
ロングトーンとは、ひとつの音を長く吹くことを言います。ひとつの音をながーく伸ばす。ただそれだけ。
これがなかなか難しくて奥が深い練習になります。
プロの奏者も演奏前に念入りにチェックする練習とのことでしたよ。
このロングトーン、いくつかの効果があるそうです。
・音量を安定させる
・音色を安定させる
・楽器のコンディションと自分の調子を確認できる
→筋肉がついて、良い音が出るようになる!
良い音がでる!これにつきますよねー。
良い音出したい!
サックスで出せる全音階で、安定した音量と音色が出せるようにならなければ演奏のときも良い音なんか出ませんよね?
ただ、演奏しながらでは「安定した音が出ているかな?」と一つ一つの音に注目してチェックすることはできません。
そこでロングトーンです。ロングトーンで一つ一つの音を確認しましょう!というわけです。
ロングトーンを練習することで良い音とは何か、に向き合えるし、それを繰り返すことで定着して良い音が出せるようになるんですね。
積み重ねることで、将来の音に違いがでますよ
そして、安定して吹けるようになってくると、今日の楽器の調子はどうかな?
自分の調子はどうかな?と確認できるバロメーターにもなるそうです。
いつもと同じように吹いても、なんだか音が違う、ということがすぐわかる。
取り組まないわけにはいかないな、でもその前に音を出すので精一杯!
ロングトーンの練習法。いくつかのポイントを意識して取り組もう
ロングトーンは全音域で出来るといいのですが、まずは真ん中のソラシから始めるといいです。
初心者には指が簡単で、音が出やすい音域になります。
目標は、テンポ72で、8拍続くようになること!
これが、結構長いです。
(追記;2年以上経った今も最低音のあたりでこれだけ続けるのはキツいです)
初めは4拍くらいでもいいですよ、だんだん伸ばしていきましょう
1 出しやすい音で(最初はソラシ)
2 テンポ72で
3 8拍出して、4拍休んで、8拍出してを3回づつ
次にロングトーンで初心者が意識することをまとめます。
意識してみると、全然出来ていないことが実感できるので、練習頑張ろうって思えます。
1 メトロノームを使ってテンポに合わせて吹き始め、吹き終わる
2 大きい音を出す
3 まっすぐ伸ばす
まずはテンポをちゃんと確認します。
適当にやっていると、成長できていても実感しづらくなってしまうので、基準のテンポはちゃんと確認することが大事です。
そして、テンポに合わせて音をだす!終わる!これが難しい。
思ったタイミングで音をだすのって難しいんですね。
一音一音クセがあるから、意識するポイントもなんとなく違うし。
そして、初心者は音をしっかり出せるようになることが大事なので、大きい音を出すように意識するといいそうです。サックスってかなり大きい音がでるのでビックリするんですけど、そういった音に慣れていない人の精神的なバリアを無くすためにも意識するといいそうですよ。
最後に、まっすぐ伸ばすこと。音が震えたり、音程がグニョっと変わったり、音質が変わったりいろいろするので、要チェックです。
はー、初心者むけのポイントだけでも全然できないな
筋肉がついたり、コツをつかむのには時間がかかるので、気にせずゆっくりやればいいですよ
・ロングトーンはいい音を出すのに必須の練習!
・気長にじっくり取り組もう!
さいごに
ロングトーンって地味な練習なんですよね。
楽しくやるっていうのはなかなか難しいとは思うんですが、
「初心者むけロングトーンで意識するポイント」を意識するだけでも
全然できていないーやばいーってなるのでオススメです。
とくに、先生と一緒にロングトーンやると音の違いによくビックリしています。
レッスンの初めには毎回やってもらうようにしています。
いつか良い音で吹けるようになりたいなー
それまでがんばりまーす。
それでは!