こんにちは、じゅりです。
サックスレッスンに通い始めて、もっと上手になりたい、練習したいという気持ちが沸き上がっても
悩ましいのが「騒音」です。
サックスもかなり大きい音を出す楽器のため、防音の工夫は必須となります。
色々と試行錯誤したり調べてみたので、どうするとよかったのかご紹介しますね。
4コマ
全然音が小さくならない!
どうしてこんなに音が大きいのかと思ったら、サックスは車のクラクションと同じ音量のようでした。
これでは、ちょっとした防音の工夫だけで消音不足になるわけです。
参考;騒音の大きさの目安
防音方法 ①タオルをベルに詰めるのは効果が薄い
サックスの先の音が出てくる開いている部分をベルという言うのですが、ここにまずはタオルを詰めてみました。
うん、ちょっとだけ小さくなったような気がしますが、音を鳴らしてみると気休め。
これは元々音量の調整ができない初心者には全くといっていいほど効果がないですね。
ザンネンです。
防音方法 ②布団をかぶる、押し入れに入るのは少し効果アリ
もう少し物理的に囲ってしまうのはどうでしょうか。
布団をかぶったり、押し入れに入れば一枚壁ができるのでそこから通ってくる音は減りますよね。
私も試してみたのですが、少しだけこもりました。
外の車の音や、工事の音が家の中だとちょっとは減って聞こえる、そんな程度かな。
やっぱり効果てきめんとは言えないけれど、無いよりはましでしょう。
もともとサックスの音量を調節して吹ける方なら結構ありだと思いますよ。
布団は暑いし、暗いし、重たくて3分もたなかった
何かに入って練習をする場合は、その空間の温度と明かりが重要なんだ!と気が付きました。
布団をかぶってすぐに、え、何も見えないじゃん!って当たり前のことに戸惑いました。。。
音を小さくすることばかりに気を取られてしまっていて。
そしてすぐに暑くて息が苦しい。
いいアイデアだと思ったんだけどな
初心者は楽譜や練習用の教本が見えなくなってしまうので、練習になりません。
暗闇の作業ですから、暗譜ができて、運指も覚えている方ならありなのかな?
こちらも初心者にはやっぱりおススメできない。。。
防音方法 ③サックス用のミュートを使う
サックスのミュート(音を減らす道具)と言えば、”e-Sax”!
このケースにサックスをまるごと入れてケースを閉じてしまいます。
そして、両側から手を入れられるのでそこからサックスのキーを触り、出ている口元から息を吹きこむ。
実際に使ったことは無いのですが、25dBほど落とせるそうなので劇的に減るわけではなさそうですね。
110が85dBになっても"車のクラクション"が”近くを通る救急車のサイレン音”になるようなので、
十分にうるさいかな、、、と。
そして、こちらも②の布団を被る方法と同じで指が見えません。
初心者には手元が見えないことがどれだけ練習にならないか、、、。
鍵盤の見えないピアノなんて絶望ですよね??
やっぱり、そこそこ上手くなったら消音効果が期待できるものが多いなぁ
防音方法 ④防音設備を使う
音レントで防音室を導入
ヤマハでは、防音室の販売をやっているのですがそれに加えて、レンタルも行っています。
その名も”音レント”。
参考;音レント
ひとりで立って入るのに丁度いい一番小さい防音室で月々1万円少々で借りられます。
最低12か月借りないとならなかったり、運送料や解体費もかかりますので、詳細はちゃんと確認したほうがいいです。
最低でも20万くらいはみておいたほうがいいんじゃないかな。
お金もかかるということに加えて、
うちの年季の入った床が抜けそうだ!ということに不安を覚えて一旦(!?)保留としました。
防音室は音が抜けないように万全の構造ですから、
消音効果は抜群なんですけど、重さも結構あるんですよ。
置くスペースに加えて、床の耐荷重も気を付けてくださいね!
防音室を自作する
ツワモノは自分の家の間取りやサイズに合った防音室をDIYで作っていたりします。
凄いですね、でも楽しそうです。
今後も防音室へのあこがれや興味が続いたら作ってみてもいいかもしれません。
組み立て式の簡易型の段ボールの部屋です。
密閉度や明かりが足りないなど色々不足点はあるとは思うけれど、
そこそこのお値段でシンプルなので工夫のしがいがありそうなお部屋ですよね。
秘密基地みたいで楽しそう
ありがたいことに、専用の吸音材もあります。
そして、防音するには何が必要なんだろう?という基礎知識はこちらに書いてくれていたので、設計するときには参考にしたいと思います。
参考;
防音ってなに?吸音ってなに?と知らないことが分かりやすく書いてくれていました。
結論
家でサックスを練習するなら防音設備を導入する!
タオルを詰める、布団をかぶる
少しだけ効果はあるけれど、
思い切りは練習できない
さいごに
趣味で始めた楽器練習ですが、練習の場所にはみんなそれぞれ困っていると思います。
少しでも参考になることがあればうれしいです。
やっぱり家では譜面読みと運指の復習がよさそうだな、と思いました。
それでは!