こんにちは、じゅりです。
タンギングって知っていますか?私はサックスを習って初めて知った言葉です。管楽器に触れたことがある人はご存知の方が多いみたい。
タンギングとは、サックス演奏に欠かせない基本的な、だけれどすごく奥が深いテクニックだそうで、舌を使って音を切ったり、はっきりさせたりする効果があるそう。
初心者向けにタンギングを説明してくれたので、タンギングのコツも併せてご紹介しますね。
4コマ
分かるような、分からないような?
タンギングとは?舌の動きと意味について
タンギングとは舌を動かして、振動しているリードに触れる技法のことを指します。
振動しているリードがサックスの音の発生源なので、それに触れるということは振動が止まり(止めて)音が止まるということになります。
そのため、タンギングをすることで同じ音が繋がっていても(ドードードーとか。)、その音同士の違いや切れ目を表現したり、強調したい音があるときに、タンギングを使うことで一瞬の隙を作って強調させることができるらしいですよ。
切れているのが分からないくらいの繊細なタンギングが出来るようになるのが理想です。
初心者はとにかく頑張って舌を動かす練習を。私の苦しみ方はこうだった
初心者は意識して舌を動かすという感覚がないので、まずはとにかく意識して動かしてみることから始めると早く慣れるそうです。
普段の生活で意識して舌を動かすことなんて、なかなかないですよね?
しかも、ちょっとだけ触りたいので舌を素早く動かすんです。
舌を動かすって、、?こうかな?舌!舌!
タンギングしようしようと意識して頑張っていると、今度は意識しすぎて舌に力が入ってしまうんですよ。
力が入ってしまうと、舌の動きが激しくなって、おおざっぱに動いてしまい、自分が思っていたよりずっと雑なタンギングになるんですよね。
その結果、舌がリードにべったりとついてしまって、音の切れ目をつくるどころか振動を止めすぎてしまって音が止まる!!
意識するけど、意識しすぎない!力を抜く!なんて難しい!
こんな感じです。
先生と一緒に吹くと音の長さ(タンギングの短さ)の違いにびっくり。
しかも、力が入っているから舌を離した瞬間、想像以上に大きな音が出たりするんですよ。
もう本当に手に負えない。
先生の口の中が見れたらいいのに。舌の動かし方がイメージできなーい!
大丈夫ですよ、みんなやっているうちに出来るようになりますから。回数重ねていきましょう
タンギングのコツ。まずは発音のイメージをしよう
口の中のイメージがつかない私に、先生は「タァー」とか「トゥー」って言うといいと教えてくれました。
「t」で始まる音を発音してみると、舌が自然と唇近くまで前に出てくるんですよね。前の歯にくっつく感じです。
だからその音を発音する感じでタンギングしてみると感覚がつかみやすくなるとのことでした。
その「t」のあとの伸ばすところは、安定して伸ばしましょうね
軽く、繊細に、さっとリードに触れて、安定した音を伸ばすことを意識します。
そんなにすぐには出来ないよね
初心者むけ初めてのタンギングまとめ
・タンギングはリードに軽く触れることで音にメリハリを出す大切な技術
・とにかく舌を動かしてみよう
・タァー、トゥーなど「t」で自分に合った音で発音してみよう
さいごに
タンギングは、サックスを上手くなりたい人には必須の技術らしいです。
何年も、もしかしたらずーっと探求するくらいシンプルかつとても奥が深いそう。
とはいえ、基本的なタンギングならだれでも出来るようになるそうなので、ちょっとずつ慣れていきたいと思います。
それでは!