こんにちは、じゅりです。
新しい楽器を買いました!自分のものだと思うとワクワクしてきますよね。でも、ちょっと気を付けてあげてください。
新品の楽器はアイドリング(慣らし)の期間が必要ですよ。
楽器は眠っていた状態なので、すぐに大きなおとを出さないで状態が落ち着くまで丁寧に扱ってください。
そして、注意深く観察してみてください。。。
私みたいな発見をするかもしれません。もうメンテナンスが必要みたいです。。
4コマ
小さな小さな、小指の先くらいのコルクがあり得ないところから出てきました。
サックスのベルの中にコルクがあるわけがないんですよ。
え、一体どこから・・・?はじめからあったのかなぁ、、、。
とても小さかったので見つけられたことのほうが奇跡的で驚きです。そのまま気が付かずに無くしてしまってもおかしくなかったです。
先生、ベルの中からこんなコルクが・・・
あ、ソ♯のキーの裏のコルクですね。外れたみたいです。
新品の楽器は状態がおちつくまで何か起こってもおかしくないんですよ、リペアに持って行ってみてもらってください
は、はい、、、(え!新品なのにまたお店にいくの・・・!?)
新品の楽器を初めて吹くときはまず慣らしてから
新品なのに!?新品だから?!何事もはじめが肝心です。
新品の楽器は、ずーーーっとお店で寝ていたわけです。
大きな振動もなく、湿度も温度もばっちり管理された最高の保存(寝床)環境!
だれかが吹き込んだとしても(試奏)一瞬のこと。
状態が落ち着ついているわけではなく、うつらうつらと眠っていたようなものです。
サックスは複雑で精密な構造をしています。
パーツは約600種類もあるのです。サイズのわりに部品がとても多いですよね。
複雑で繊細なものですから、はじめから爆音で吹くのではなく、ほどよく鳴らし始めてあげたほうがいいとのことです。
優しく目覚めさせる期間が必要ってことなんだなぁ
サックスの慣らしの期間と注意点
いきなり強く吹き込むのはおススメできないので、いくつか注意点を教えてもらいました。
まとめておきますのでよかったら参考にしてください!
アイドリング期間には以下を気を付けるといいようですよ。
1.2~3回の練習はアイドリング期間にする
2.いきなりフォルテ(全力)で吹かない
3.練習の最後に楽器の状態を確認する
1. 2~3回の練習はアイドリング期間にする
新品の楽器はケースに入れて持ち運びされたことが殆どない状態です。
持ち運びのときの振動も、演奏での振動(負荷)もほとんど受けていないので様子を見る上でも2~3回は丁寧に扱う期間にしましょう。
1回の練習を1時間程度としたとき、2~3回分の練習はアイドリング期間とみておくといいようです。
アイドリング期間が過ぎても楽器の扱いは慎重に
2.いきなりフォルテ(全力)で吹かない
初めて手に入れたマイサックス。
たくさん吹きたい!思い切り吹きたい!
その気持ちとてもよくわかります。でも、待ってください。
アイドリング期間(1時間×2~3回)は全力はやめたほうがいいそうですよ。
まだ吹かれることに慣れていない楽器は出してもメゾフォルテくらいにした方がいいそうです。音をだすことで伝わる楽器自体への振動は徐々に始めたほうがいいそうです。
楽器自体に起こる不具合など見逃す可能性があるからかもしれませんね。
3.練習の最後に楽器の状態を確認する
サックス初めて半年くらいの私には何が正しい状態かなんてわかりません。
今回はコルクが出てきたので初心者の私でも分かりやすい異常で、ある意味ラッキーでした。
これが、吹いている最中にポロっと落ちていたら、、、気が付ける自信がありません。
小さい部品が落ちても気が付けない!!
そんな人は、、、
初心者さんは楽器の状態チェックは有識者にお願いしよう
とにかくこれ。有識者に見てもらいましょう。
楽器初心者が新品の楽器を買った場合、何が正しい状態かなんてわからないです。
みんなそうだし、わたしもそう。
初心者には気が付けないことがいっぱいありますので、不安な時はすぐに有識者の方に見てもらったほうがいいですよ。とくにアイドリング期間は見てもらったら安心ですね。
初心者にとって、新品のサックスはぜんぜん手に馴染まないですし、出てくる音はどれもとても新鮮な音に聞こえます。つまり聞きなれていないんですね。
何が正しい状態の音で、どれが異常な音なのかなんて聞いていてもよく分かりません。
見た目もピカピカできれいですから、、、。
今回もネジ1本取れて落ちていたとしたら気がつけるのかどうか、、、。
あやしいです、、、。
私はレッスンの時に先生に吹いてもらいつつ、状態をみてもらうことをしていました。
気になる方はレッスンで見てもらったり、買った場所にリペアマンがいれば相談するのもいいですね。
困ったら相談!不安になったら相談!
新品のサックスは慣らしの期間を設けよう!
2~3回の練習は慎重に、全力で吹かない
楽器の状態は有識者に見てもらおう
さいごに
新品の楽器はうれしいですね!たくさん吹きたい!
でも、どんなものでも慣らしの期間は必要です。
私の場合、そんなに強く吹いていたわけではないのに、いえ、そもそも強く吹くだけの技術力もないのに、それでも楽器には変化が起きてしまいました。
これくらいでも、影響が出るんだ~ということを知りました。
いままで大切に大切にお店で保管されていた楽器ですから、ちょっとした振動で弱い部分が出てくることがよくあるみたいです。
初心者さんは自分で判断しないで、だれか頼れる人に見てもらってください。
だれもいないよってときは、購入したお店とかでも全然いいみたいです。
だってよくあることだから!
それでは